Käfer und Klee

てんとう虫とクローバー。日々のこと、毎日見つけたあれやこれ。ドイツ、デュッセルドルフ便り。

Dyck城へ行って来ました。

祭日(ドイツ統一記念日)だった今週の水曜日。
相棒と、近場のお城、Schloß Dyckに行って来ました。

ほんとは、ベルギーか、オランダあたり
お店が開いている外国へ行って、
街ブラしたかったのですが、
(最初考えてたのは、
リエージュ(ベルギー)、又はマーストリヒト(オランダ))
いかんせん、連休ではなく、祭日は1日。
運転するのも私じゃなく、(←免許持ってない)
相棒なので、できればそんなに遠くなくて
まだ、行ったことない場所で、散歩でもして
のんびりできるところがいい、
という相棒の希望に沿って、
行き先を考えてみました。

ううううううん、、、と、
インターネットで調べてみたら
NRW内(私が住んでいる州)だけでも、お城って結構あるんですね。

相棒の住んでる地区も、デュッセルドルフのお城、ベンラートが
有名な地区なのですが、

yuruyuruduessel.hatenablog.com


今まで行ったことなくて、
しかも、びっくりするほど近くにあり、
相棒も以前、同僚に勧められたこともあるらしい
Schloß Dyckに行ってみることに。

この日のお天気は曇りで、気温は出かけた時点で15度ぐらい。
少し肌寒く、薄手のダウンを着て出かけました。

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行ってみるとすごく混んでいて、
駐車もお城から結構離れたところに
したぐらいの混み具合でした。

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入り口に入場券を買うチケット売り場が4つぐらいの列
であったのですが、
15分ぐらい並んで待ってやっと
チケットを買うことができました。

通常、9、5ユーロの入場料が、
この日は、秋の城フェスをやってるとの事、
(この日はしかも、フェスティバル初日でした。)
特別料金の13、5ユーロを支払い、
ようやく入ることが出来ました。
お城を見るためだけでなく、
敷地に入るために、入場料を払う必要があるので、
要注意です。

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フェスティバルの出店は、150以上もあって、
大変に賑わっていました。
フェスティバル初日と、
祝日が重なったのだからでしょう。

お店は、
ブラシ屋さん、

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家具屋さん、

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竹の食器屋さん、

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オリーブのキッチン用品屋さん、

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ルーム雑貨屋さん、

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庭の雑貨屋さん、

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アーモンドなどの食材屋さんやお菓子屋さん、

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カフェなどの飲食店などなど、

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写真に撮っただけでもかなり、バラエティー豊かですが、
他にも洋服屋さん、カバン屋さん、アクセサリー屋さん
などなど、キリのないぐらいさまざまな色とりどりの出店が
活気を放っていました。
面白いところでは、
庭用品のお店で、日本製の庭手袋を売っているのを
見かけました!
こんな面白い楽器を演奏しているアーティストもいました。

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お城の雰囲気はこんな感じ。

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シックな、あまりゴテゴテとしていない、
シンプルなスッキリとしたお城でした。
Wikipediaによると、
Rheinlandにおける最も重要な水城の一つで、
1094年からの古い歴史を持つお城とのこと。

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城の内部も見学できます。
天井画などもあって、インテリアなども、
内部はなかなか
お城らしく豪華でした。

(内部は撮影禁止でした。)

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敷地はとにかく広大で、
昔はこの庭の中を、馬で散歩したり、
狩をしたりしたのかしらね〜と
相棒と妄想しました。

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相棒はこういうところへ来た時に、
テンポはぽやーんとしてるのですが、
とにかくがっつりと歩き回り、
お茶などでのんびりすることもなく、
隅々までみたら、即、次へ〜!というタイプです。(^^;
(帰るなり、次の目的地へ向かうなり、、、)

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私は、寄り道が大好き。
カフェでのんびりまったり、
時間つぶすのがメインです。どっちかというと。
これが相棒と一緒だと、
なかなか毎回というわけにいかないのですが、
今回は、珍しくこちらに合わせてくれて、
帰りがけ、無事(?)お茶することができましたぞよ。
写真、撮り忘れました。残念。
頼んだケーキが美味しかった!
アプリコット入りのチーズケーキでした。

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(絵画的で美しい敷地内)

カフェは、敷地内に何件かあったのですが、
今回は入り口すぐにある、Botanica というカフェで
お茶しました。
このカフェがセルフサービスだったのですが、
大変な混み具合で、、、。(^^;
(20分ぐらい並んだと思います。)
じーっと見てると、
とにかく要領が悪い!
レジにいる人は、レジだけやってる方が
捗ると思うのですが、
レジにいる人が、
飲み物も注いだり、ケーキや
サンドイッチも皿にのせたりと
全部一人でやってる。
その割に、何してるんだか、わからない、
ぶらぶら要員が後ろに何人かうろうろしてるという、
んもう〜!という感じの気が利かない感じ。
働いてる人数が結構いるわりに
異常に時間がかかってるので、なぜ?!!と思い、
観察して見たら、そんな風でした。

これ、ドイツのお店によくありがちな
パターンな気がします。
手が空いてる人が気を利かせて、
他人の持ち場を助けるという、
臨機応変のやり方ではなく、
担当制で、
その持ち場の人はそこにだけ責任を持つ、
そのかわり、他人の持ち場には
口出し(手出し)しない、
という方法。
場の責任が明確になるかわり、
必然的に、混んで来た時など、
お客さんが待ちぼうけになるパターンが多くなります。
お客様第一ではない、
ドイツのサービスの悪さを如実に物語る
エピソードですね。

車で30分の場所にこんな素敵な場所があったとは、
今更ながら、感動した我々でした。
帰る道すがら、
これからしばらく、
走行距離100キロ以内で行ける場所、
楽しめる場所を探してみたいね〜と
言い合いながら帰途につきました。
ものぐさの相棒なので、どうなることやら、ですが
ものぐさだからこその良いアイデアかも、ですよね。
期待しないで、次回を待ってみたいと思います。笑