Käfer und Klee

てんとう虫とクローバー。日々のこと、毎日見つけたあれやこれ。ドイツ、デュッセルドルフ便り。

„Dreaming“ Amy Beach

昨日の晩あたり、

イレギュラー更新するつもりでしたが、

引越しの間に起こった様々なアクシデントの

後処理に追われて、

それどころではない日常になってしまいました。

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(春の始まりが、あちこちで感じられるようになりました。)
それに加えて、ここ数日は、皆さんのブログも

読みに伺う時間がない状況で、

いいねもあまりできておりません。😣

 

今日は、

引越しのお話の続き

をしようと思っていたのですが、

ドイツのコロナウイルス対策が、週末の前あたりから、

劇的に変化したので、

そのお話を少ししたいと思います。

 

前回ブログを投稿した時点では、

まだ、そこまで深刻な話にはなっていなくて、

周りの反応ものんびりした感じで、

噂に聞く

日本の様子とは随分雰囲気が違うな〜と

思っていたところ、ドイツにもそれ以上の波が

ざっぱーんと押し寄せて来ましたよ!😱


やはり、学校が閉鎖になる、というのは

日本でもそうだったと

思うのですが、

状況が深刻化したことの大きなバロメーターに

なりますね。

 

ヨーロッパは流行の中心になりつつ

あるので無理もないのですが、

ドイツ人は、点火するまでの時間が

かかる分、

一旦ギアが前に入った時の前のめり振りが、

かなり徹底していると思います。➡️➡️➡️➡️

 

思い込んだら命がけ、という感じ。

 

学校や、図書館、教会、

美術館、劇場などの公共機関は

すべて閉鎖。

スポーツ施設なども、もちろん閉鎖。

近いうちに、デパートなども

閉鎖になるのでは?と今日話した人々の間では

囁かれていました。

 

国境も近いうちに封鎖されますね。

 

会社も多くがホームオフィスに

移行して来ている状況です。

 

生徒たちの発表会は

決行するつもりでいたのですが、

そんな呑気なことを言っている状況では

なくなってしまいました。😭

会場主と話し合って、

幸い5月末へ延期することができたのですが、

5月までに落ち着いている保証はないですね。。。

 

ピアニストとしての

公共の仕事は全てキャンセル。

これが、現在のイタリアのように、

外に一歩も出てはいけないというような、

状況に進行する可能性も、

この先十分にある事態になって来ました。

 

今の時点では、生徒さん達の

キャンセルはごくわずかで

ほぼ普通にレッスンできていますが、

この先は、ピアノ教室も閉めなくては

いけない状況になる可能性大です。

 

先日、同業者の間でそんな話になった時、

オンラインレッスンという道が、それでも

残されているね、という話題になりました。

生徒さんさえ、OKしてくれれば、

そんな可能性もまだあるということ。

 

こういう時、フリーランスは厳しい状況に

立たされますね。

状況が戦時中のように、刻々と変化して行くので、

瞬時に判断して、

色々対応していかなければ 

いけないでしょうね。

 

さて。

今日も、篭る日々の皆様に、引き続き

知られざる美しい小品を紹介したいと思います。

 

ja.wikipedia.org

 

アメリカの女性作曲家、

エイミー・ビーチの「Dreaming」。

今日の作品は、ピアノソロ。

www.youtube.com

まるで、映画の主人公のような、

意志のある、強い目を持ったエイミー・ビーチ。

多くの才能ある当時の女性達が、

配偶者や世間にその可能性を奪われた時代に、

旦那さんに恵まれたビーチ💕

Wikipediaによれば、

作曲家としての彼女をサポートし、

家事を一切させなかったということです。

 

次回更新は、土曜日あたり、

イレギュラーに行いたいと思いますので、

良かったらまた、

見に来てくださいね〜。👋🏻👋🏻👋🏻