Käfer und Klee

てんとう虫とクローバー。日々のこと、毎日見つけたあれやこれ。ドイツ、デュッセルドルフ便り。

季節の味わい(Bärlauch ベアラウフ)

皆さま、変わりなくお元気でしょうか。

 

デュッセルドルフは気温ががつんと

上昇。

今日は、今季で1番、夏らしい1日

だったと言えるでしょう。

半袖でうろうろして、ちょうど良く

それでいて、暑すぎもなく、

本当に気持ちの良い日光浴日和でした。

 

今日はちなみに、

祭日だったのですが

午後からピアノを売りたい生徒の家に

ピアノを買いたい別の生徒を連れて、

試し弾きに行って来ました。

ピアノのメカニックの状態は

結構良いらしいのですが、

(私が普段お願いしている調律師によると)

いかんせん、あまり弾かれていない状態のため、

もこもこして、響きがいまいちで、

生徒もうーん、、、という感じでした。

 

そのピアノの持ち主である、

生徒さん宅では2人の娘さんが

ピアノを習ってるんだけど、

この子達がこのピアノを購入時から、

(数年前に、中古で購入。)

全く気に入らず、

全然弾かなくて今に至っているという。。

(代わりにデジタルピアノばかりで

練習しているらしいです。😓

嘆かわしい。。。)

ピアノのブランドは、ドイツの老舗ブランド、

シンメル。

 

実はうちで使用しているピアノもシンメルの、

60年代の楽器。

実直な感じで、

温かみがあって、同時に

キラッとした輝きのある音も出せるので、

かれこれ10年ぐらいというもの、

お付き合いして来ました。

うちの子も最初に見つけた時から、

100%気に入ったというわけではないのです。

 

出せるお金の上限があったと言うことも

ありましたが、

多分、その頃はまだ、

自分の理想の楽器の音色という

イメージがはっきりあったわけじゃなかった

というのもあるかも。

 

何にせよ、楽器って、

練習しているとどんどん音が

変化してくるものなんです。

時と共に、どんどん音が豊かになり、

素敵なピアノになってくれました。

 

この長く仕えてくれたシンメルとも、

この数年内にお別れして、

理想の楽器を迎え入れることを

考えているのですが、

楽器探しはそう簡単でもないので、

気長に、あちこちで目を光らせながら、

じっくりと行っていくつもり。

 

さてさて。

本日の本題は、季節の食べ物、

ベアラウフについて。

もう旬は過ぎてしまったので、

市場にはすでに出回っていないのですが。。

1番出回っている時期は、

4月の初めぐらいから終わりにかけて。

5月でも、まだ売っているとこでは売っています。

ベアラウフは、

日本では行者ニンニクと呼ばれているようです。

 

日本での食べ方だと、

醤油漬けにするのが1番ポピュラーな

ようですね。

これも、美味しいらしいので、

いつかぜひやってみたいです。

 

今日は、私が好きな2つのレシピを

ご紹介します。

 

「ベアラウフのカプレーゼ。」

https://markgraeflerin.wordpress.com/2013/04/22/insalata-caprese-mit-barlauch/

 

ベアラウフのカプレーゼって美味しそうだけど、

ありかな?

誰かレシピをオンラインに出してたりするかな?

と思って、ググってみたら案の定、ありました。😊

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トマトをちょうど良い大きさに切って、

ベアラウフ(少量)を切って、

(茎の部分が美味しいので、しっかり捨てずに切って

入れること、とレシピにあります。)

モッツレラも適度な大きさにして、

皿に盛り付け、

塩こしょうをしっかりしたら、

最後にオリーブ油をまわしかけて出来上がり。👍🏻

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ベアラウフのちょっと癖のある感じの

味わいが、

あっさりとしたカプレーゼに、

アクセントになり、とても美味しいです。

 

お次は、

「ベアラウフのジェノベーゼ」

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これは本当にドイツでは、定番中の定番であり、

私も、毎年一度は作るレシピです。

多めに作っておくと、

パスタだけではなく、

パンにつけて食べたり、

サラダのドレッシングに混ぜたり、

ジャガイモにかけたり、お肉のソースにも。

いわゆる、バジルのジェノベーゼと全く同じで、

さまざまな料理にアクセントとして楽しめます。

 

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ベアラウフ、松の実、クルミ(ローストしておく)、

レモン汁(これは、バジルのペストには普通、

入れないものですよね。なので、

要チェキです。)

パルメザンチーズ、ニンニクのみじん切り、オリーブ油

をハンドミキサーで攪拌して、

塩こしょうして、出来上がり。

 

オーソドックスにリングイネに和えてみました。

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これでも美味しいし、

今回はこの他に、

生クリームを少し加えて、

ニョッキのソースにもしてみましたが、

これもとても美味しかったです。

 

季節限定のお野菜って、

特別感があって楽しいですよね。💕

ドイツでは、いくつか、通年味わえない

季節のお野菜があるので、

また、いつか他の季節のお野菜について、

紹介したいと思います。

 

本日も長い記事にお付き合いありがとう!

次回更新は、週明けぐらいを予定したいと

思います。

良かったら

また見に来てくださいね〜👋🏻👋🏻👋🏻👋🏻