Käfer und Klee

てんとう虫とクローバー。日々のこと、毎日見つけたあれやこれ。ドイツ、デュッセルドルフ便り。

子猫さんへの道

みなさーん、お元気でお過ごしでしょうか。

 

先日お話しした重大発表。。。

はい、タイトルからもう、ばれてると

思うのでさっそく本題から。

実は実は。

猫を飼う事になりました!!🥳👏

 

猫を飼う事になった顛末()については、

またいつか別の機会に詳しくお話しするとして、

今日は、こないだの月曜日にその運命の子猫ちゃん???

に出会うことができたお話をしたいと思います。

 

ドイツでは、ちなみに犬や猫を飼う方法として、

一般的な方法は大体こんな感じです。

 

1、ブリーダーを通して見つける。

 

これは文字通り。プロのブリーダーさんからなので、

必然的に値段は跳ね上がると思われます。

そのかわり、連絡先なども容易に探せるし、

手間はあまりかからず、安心度も高いかも。

 

2ebayや、犬猫専門の掲示板などを通して

一般の人々に直接コンタクトを取り見つける。

 

ドイツでは趣味で繁殖している一般の人が、

わんさかいます。

そして、その人々がピンからキリまでの

値段をつけて、子犬や子猫を売りに出しています。

ただで譲る、というのは滅多に見かけません。

これは、虐待用にペットを手に入れようとする、

犯罪目的の人や、

経済力がないのに無理してペットを買い、

後で結局、動物保護団体に譲渡してしまうような人に

対しての抑止力になる、

という名目のようです。

 

3Tierheim (アニマルホーム)や、Tierschutzbund(動物保護団体)

を通して見つける。

 

ドイツには国と繋がっている、

500以上のTierheim(アニマルホーム)があり、

さらに、州、市、

または私立で経営されている動物保護団体が

無数に存在しています。

子猫、子犬などを探すのには、

あまり向いていないかも。

多い時期を狙ってみれば(猫の場合、5)

出会うことも可能かもしれません。

ただ、この引き取るのに基準が厳しく、

手続きが煩雑。

 

ドイツでは、犬や猫などの動物は、

多くのペットショップでは、

販売の基準が厳しいため、

扱っていないことがほとんどです。

 

たまに、郊外などにある、

巨大なペットショップなどで

扱っていることもあるので、

100%ゼロというわけではないのですが、

基本、ペットショップ犬猫

という図式を期待している人はいない

ということです。

 

今回、猫を飼うための前段階として、

まずは、耳鼻科に行って、

アレルギーテストをする所から

始めました。

アレルギーテストが、

犬猫共に陰性だったため、

その直後から探し始めました。

 

正直、最初子猫を

探そうと思った時には、

血統書付きかどうかはもちろん、

純血種である必要には

全くこだわっていませんでした。

 

むしろ、純血種は、

雑種に比べると免疫などが弱い印象が

あって、

(偏見かもしれませんが。)

雑種を希望していました。

 

ドイツではちなみに、

元がなんだったか分からないほど

混ざっている猫ちゃんをカテゴリー分けで、

Hauskatze(家猫)と言います。

わかる程度に混じっている子については、

Rasse-Mix,

純血種については、

Rasse Katze

という分け方をします。

 

ドイツでは、日本のように、保護団体が

行っている譲渡会は存在せず、

保護猫を引き取りたい場合は、

Tierheim(アニマルホーム)、保護団体、

シェルターなどと連絡を取って、

直接見に行ったり、

ホームページで見た子について、

問い合わせたりするのが一般的です。

 

最初は、保護猫を、と思って探していたのですが、

ここで、問題にぶち当たりました。

ドイツでは、日本の保護団体に、多分ありがちな、

「単身不可」という縛りは幸いないのですが、

子猫の場合、「1匹飼い不可」→keine Einzelhaltung

という項目がほぼ、必ずと言って良いほど、

注意書きにあります。

 

うちがものすごく大きいわけではないし、

普段、人の出入りが激しいこともあって、

(自宅でピアノ教室をしているので。)

子猫2匹を譲り受ける事に対して、

手放しでGoサインを出せない状況で、

うーん、、、、となってしまいました。😓

 

そもそも、猫を飼うのは今回が初めて。

加えて、うちには

階が分かれているとはいえ、

先住の小鳥さんたちがいます。

これも、カナリアたちが、家族であることを

なんとか教え込むにしても

2匹一気にコントロール下における

自信がありませんでした。

 

試しに、インターネットに飼い主募集が出ていた

雑種の子猫ちゃんを見たので、

1匹飼いを希望しています!

と備考欄に記入して、

希望フォームを送ってみましたが、

1週間経っても、なんの返事も来ませんでした。😅

このアクションで、

保護猫を譲り受ける事については断念。。。

 

そこで、

まずは、eBay-Kleinanzeige という、

最も大きく、ポピュラーなドイツの

掲示板サイトを使って、

探し始めました。

 

自分の住んでいる場所から、半径何キロ以内

8週間以上、以内の猫ちゃん、

お値段の下限、上限、

希望があれば、どの種類の猫か、

など、検索でフィルターにかけることができます。

 

今の時期、子猫があちこちで

生まれるハイシーズンなので、

物凄い数の掲示が1日のうちに動きます。

次から次へと追っていると、

正直、目が回りそうになって来る感じ。

 

これまた見ている人の数が半端ない。

人気のある掲示など、

少し目を話した隙に、

1000人以上に閲覧数が膨れ上がっていたりして、

ビビります。

もう、こうなると、

メッセージを送っても当然ですが、

返事は来ません。😅

 

で、だんだんと不可能な気がして来るので、

自分でも掲示を出す事にするわけです。

 

これ、他人が掲示を出しているのを見て、

(例えば BKH-Mix Kater gesucht→ブリティッシュショートヘアの雑種(オス)求む

というような、タイトルで)

えー、こんなに掲示が溢れてるのに、探している人に

フィードバックはあるの?!!と思って、

斜めに見ていましたが、

意外や、意外。

 

私も出してみましたが、

結構返事来ました。

10件近くは問い合わせあったように思います。

f:id:pockiepeach:20200607054301j:plain↑↑↑

この子の写真を使いました。インターネットで見つけた無料素材です。

自分の出会いたい子の雰囲気を意識して、探してみました。

これにはちょっとした後日談があるのでした。。。😅

 

結局、その中からは、

ピンと来た子が居なかったので、

役には立ちませんでしたけどね。

 

さーて。

結構ここまでですでに、

かなり長い記事になっちゃったので、

話を分けますね〜。

次回、またこの話の続きをさせて下さいませ。😊

 

長い記事にお付き合い、最後までありがとう!

次回更新は、週の半ばを予定します。

良かったら、また見に来てくださいね〜!!👋🏻👋🏻👋🏻