Käfer und Klee

てんとう虫とクローバー。日々のこと、毎日見つけたあれやこれ。ドイツ、デュッセルドルフ便り。

子猫さんへの道 その2

皆さま、お元気でしょうか??

デュッセルドルフは、爽やかな夏日が

続き、

そのあと、気温ががくんと下がって、

先週末ぐらいから、雨がちな毎日です。

あまりに晴天続きで、

人間は嬉しいですが

環境にとっては、全然よろしくない状況だったと思います。

 

私が住んでいる地域は、普通は

雨がかなり多い地域なのでね。。。

 

さてさて。

先日の続きのお話をしたいと思います。

 

近いうちに、子供の頃からの夢が叶う予定です!!

小さい頃から、犬か猫が飼いたくて、

何度も家に子猫や、子犬を連れて帰り、

そのたびに親に怒られて。

親によると、「うちは転勤族だから、

生き物を飼うのは御法度!!!!」

(と言っても、幼少の時、

関東から東北へ。

中学の時一度、

東北から関東に引っ越して、

結果、それが最後でした。)

 

で、結局、なんとなんと、

最後に子犬をうちに連れて帰った時に、

母が、家を出て行ったんです。

(高校生の時でしたよ。😅)

 

犬と暮らすんなら、私が出て行く!!

って言って。😱

こっちはもちろん、真っ青になり、

友人へ電話をかけまくり、

なんとか引き取り手を見つけましたよ。最後。

 

夜になって、母から電話が。

「あんた、犬はどうした?

どうする気もないなら、帰らないからね!」と。。

母は、結局帰って来ましたが、

うちの母も相当ですね。こう文字に書いてみると。😅

 

ダメと言われてるのに、

何回も連れ帰るわたしもかなりやんちゃだったかも

しれないですけどね。

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動物と暮らしたい!!

これ、ほぼ人生のテーマになっていました。

 

「小鳥さんたちがいるじゃないの?」

はい、その通りです。💕💕💕

 

最初のカナリア、チッチと暮らし始めたのが、

2001年だったかな?

この子は長生きで、13年共に暮してくれました。

人生で初めて、最初に自分で飼ったペット。

1羽飼いだったので、

通常あまりなつかないと言われている

カナリアだけど、本当に良くなついてくれて

(雛から育てたわけでもないのに。)

手から餌を食べて、指にも乗っかって、

お昼寝していたら、ちょんちょんとわたしの鼻の頭を

つつきに来てくれる子でした。

彼は、今思うと、

わたしをパートナーだと

思ってくれてたんだろうな〜と言う気がします。

 

今の子たち、ピーチとキウイとは、

チッチと築けたようなラブラブな関係ではないですが、

(なんというか、非常にクール。

彼らにとって、私がいてもいなくても、

あまり関係ないと思うのです。。😅)

カナリアは見た目がとにかくノーブルで

歌声が美しく、

最初に見た時から、今の子たちまで、

毎日、変わらず心を癒してくれる

可愛くて、ちっちゃな素敵な命たちです。

 

しかししかししかし。。

三つ子の魂100までって言うんでしょうか。

 

いつか、犬か猫がOKのアパートに住めたら、

どちらかを家族に迎え入れようという

その決意は、

カナリアと暮らしてからも

揺るぐことなく続いておりました。

 

すると神様ってやっぱり、ちゃんといますね。

✨✨✨🍀🍀🍀

ひょんなことから、

動物(犬猫。小動物は元々Okでした。)

禁止だったうちのアパートが、

なぜか突然、「猫はOK」な条件に変化いたしました。😆

 

ドイツ人がよく、言うんですが、

「Fragen kostet nichts.」ってね。

「尋ねるのに、お金はかからない。」

直訳すると、そう言う意味ですが、

聞いてみたら、もしかしてOKかも?

ダメって書いてあるけど?

とか、

聞いてみたら、もしかしてあるかも?

ないって書いてあるけど?

とか、

そう言う時に使う言葉です。

 

要は、オフィシャルにはダメだけど、

別な方向から行くと、OKが出ることって、

ドイツでは意外と良く起こる事なんですね〜。

 

今回、同じアパート内で引っ越すことが決まり、

大家さんの都合で、

2つのアパートを行ったり来たりする生活になり、

(地上階が居間、台所。寝室は2階。

階段は共同階段を使っています。)

??????🤔🤔🤔

ってことはもしや、チャンス到来?!!

 

と気がつくわたし。

 

カナリアたちを、2階に、

猫を主に1階で飼えば、

ありえるかも?と思ったわけです。

 

まあ〜、しかし、いきなり

OKが出るわけないよね。

と思いつつ、

大家さんに聞いてみました。

 

「大家さん、わたし、地上階に引っ越しますし、

出来たら猫を飼いたいんですが。。?」

とおそるおそる。。。。。😅

 

したら、大家さん。

 

「うーん、、、、、猫ね。

猫なら良いよ。うん、良いですよ。」

って言ったんですよ!!!!

 

まじかーーーーーーー?!!!!✨😭🥳🤩

これ、かなりかなり驚きました。

ドイツに住んで20年以上。

犬猫OKのアパートに住めた事がなかったので、

感動的な瞬間でしたよ。

正直、椅子から転げ落ちそうに

嬉しかったのですが、

かなりの動揺を隠して、

「そりゃ、そうですよね。」と

当たり前の顔を精一杯演技いたしました。🤣🤣🤣

 

ちなみに、犬に関しても聞いてみたのですが、

これはやはりNGのまま。

大家さん、昔、犬も猫もOKにしていて、

どちらの飼い主も、

アパートに住み、

どちらからもひどい目にあったため、

禁止したそうなんです。

 

猫の飼い主は、

猫を放し飼いにして

ノミが繁殖してしまい、

隣の住人にまで迷惑をかける騒ぎに。

最終的に、専門家を雇って、

(アパートの借り主本人が、

雇うお金がなかったらしく)

大家さんも大損害。

 

犬の飼い主は、

仕事中、犬を留守番にしておいたら、

その犬が、飼い主の留守中に吠える吠える。

これも手がつけられないところまで

行ってしまい、

この借主が引っ越して行って、

大家さんはものすごくホッとしたとか。

 

猫の場合、そう言うわけで、

大家さんには、出来たら

放し飼いはしない方がいいかもね?

とやんわりお願いされました。

しかし、これも強制ではなかったので、

本当に親切な方です。

 

うちの台所側から、庭に出ることは

可能なのですが、

これは大家さんの私有している庭。

わたしは、使用を許可されてはいません。

加えて、レッスン室がある

表側、交通量がものすごく多い大通り。

 

なので、今の時点で、猫を外に出すことは

考えていません。

ドイツの動物愛護の観点から行くと、

1匹飼いで、外にも出さない=かわいそう!!

と言う見方があるようなのですが、

(そうでもない意見の人も多く、

環境のためには屋内で飼うべきだと言う意見も多い。)

↓生態系を破壊する可能性がある動物なので。

 

ここは、せっかくOKしてくれた大家さんに迷惑をかけない

事が最優先かな?と思っていて、

猫を外には出さないで飼おうと考えています。

できれば、将来的にはレッスン室に、

Catwalkを張り巡らしたいなと思うのですが、

なにぶん、自分では何も出来ないため

(DIYの才能がない。。😭)

人に頼むとお金もかさむ。

貯金をしながら、猫の様子を見ながら、

いろいろ決めていこうと思います。

 

猫の2匹目を迎え入れる可能性はゼロではないですが、

今の時点では、

まず1匹で精一杯かな。

トイレの掃除も2倍になると考えると、

まず、1匹をきちんと世話できないとね!

小鳥ちゃんの世話は、

本当にかなり楽なので助かっていますが、

それだけでも、常に部屋を清潔に保つのは

結構大変です。

(お掃除好きの人にしてみれば、

全く、大したことない

レベルかもしれませんけどね!)

 

さてさて。結構また、長いお話になってしまいました。

今日は、猫を飼うに至った経緯のようなもの、

についてお話ししました。

次回も、また子猫さんへの道 その3へ続きます。

 

最後までお付き合いありがとう!!

次回更新は、週末の予定です。

よろしければまた見に来てくださいね〜👋🏻👋🏻👋🏻👋🏻