Käfer und Klee

てんとう虫とクローバー。日々のこと、毎日見つけたあれやこれ。ドイツ、デュッセルドルフ便り。

Rob‘s Kitchenでお食事しました。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 

気温が夏らしく上昇して来た、

デュッセルドルフです。

今日から、週末にかけて

毎日30度を超えるそう。

 

わたしは、今年の3月まで、

古い建築のアパート(Altbau)の5階に住んでいて

現在は、同じ建物の1階と2階に住んでいます。

 

おかげで、この夏の暑さのピーク時には、

気温の大きな違いを感じています。

(天井が高くなり、

地上階へと越したため)

過ごしやすくなり嬉しいです。😊

そのかわり、冬は寒そうですけどね〜!

現在は、1日中カーテンを

ほぼ閉じたままにしており、

日光があまり入らないようにしています。

2階の方は、

遮光カーテンなのでそれをしてしまうと、

小鳥たちがずっと動けなくなってしまうので、

開けています。(小鳥は光がないと、

動けません。)

(おかげであったまってしまい、

地上階程、涼しくないですが。。)

 

さて。

普段、日本食へ行く時以外は、

デュッセルドルフでは、(日本へ帰った時は、

たまに、高級レストランへ行く事もありますが)

あまり金額のかかる、

高いお食事に行く事は、ほぼありません。

 

実は、今年の初めぐらいに

お話ししましたが、

親しい友人が1月に自転車に乗っていて

交通事故に遭い骨折してしまい、

複雑骨折だったので2週間以上も入院する羽目に

なりました。

 

私たち、フリーランスにとって、

このような状況はかなり、

しんどい状況です。😱

 

ちなみに

ドイツの企業は、勤めている人に対して、

こういう時、とても手厚く、

最低でも

1ヶ月ぐらいは有給で休む事が可能です。

(日本については良く知りませんが。。)

しかも、そのために

自分の休暇を消費する必要はありません。

 

だからと言って、怪我をしてしまった

不幸な状況には変わりはありませんが、

フリーランスの場合、

どこからも一銭も出ないので、覚悟が必要です。

貯金がなかったら、ジエンド、

あったとしても、

切り崩す生活は本当にがっかりです。

 

友人の場合、ほぼ100%相手のせいで

起きた交通事故だったため、

まだ、かなりの金額の

Schmerzgeld(慰謝料)を

もらうことができたので、

まだ、何もないところで自分で転んで

骨を折った、とかよりはマシだったと言えるかな?

(まあ、本当に健康が第一だと思うので、

それでも、大変な悲劇ではあります。)

 

前置きが長くなりましたが、

要は、ひどい目にあった入院中の友人へ、

お金を包みました。

日本では、入院中の人にお金を包む行為は

割と普通ですよね。

でも、こちらではあまりない風習のようで、

友人(ドイツ育ちのスペイン人)に、

どビックリされたようです。😅

 

わたしが、あまりに太っ腹(großzügig)に思えて、

そのお金を使うことがもったいなくて、

机の中にずっとしまっておいたんですって。🤣

単なる習慣の違いなんですけどね。。。

しかも、使ってくれなかったら、

せっかくのプレゼントが無意味。。。😅

 

その彼女も、太っ腹というのですか。

つい先日、やっとやっと、

松葉杖なしで歩けるようになったので、

(長くかかりました!!)

一緒にそのお金を使って、

美味しいものを食べに行こうと誘ってくれました。

 

ミシュランの星付きに2人で行くには、

難しい金額だったので、

もう少しお財布に優しいところを、

ということで、

インターネットで調べて、

今回、デュッセルドルフの

Unterbilkにある、

Rob's kitchenというレストランへ

行って来ました!

 

自宅の最寄駅から、

市電709に乗って、

Stadttorという駅で降りて、

徒歩3分ほどでした。

 

Unterbilkは、デュッセルドルフの港(Hafen)

の近くにある、

ちょっと小洒落た雰囲気の地域です。

(店の外観↓)

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この日は、気温が26度ぐらいだったので、

私たちが着いたときには、(18時)

テラスで食事している人ばかりでした。

結構沢山のお客さんで賑わっていました。

サーブしてくれたのは、

中年ぐらいの女性と男性1人ずつ。

 

男性はとても感じ良く、

明るくてきぱきとしていて、

女性は、わたしにとってはちょっと、

コワモテで、(怒ってるように見える)

緊張しちゃう感じでしたが、

友人に言わせたら、

全然?!むしろ、カジュアルで

気のおけない感じでしょ?

と言われました。😅

感じ方って、人それぞれ???

まあ、ドイツ人って無表情の人が

結構多いですけどね!!

ドイツ版肝っ玉母さん的な

雰囲気だったのかしら。。。

 

こちらが飲み物、というかワインメニュー。

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飲み物のメニューも聞いたらあったのかも

しれないのですが、

お店の人は当然のようにこちらを

もって来ました。

自然と、食前にはゼクトを頼みました。

(スパークリングワイン)お店のお勧めで、

ロゼにしました。

 

そして、こちらが食事のメニュー。

これに加えて、黒板に書かれた

今日のおすすめ的なものもありました。

 

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まずは、前菜、1の皿はスープ。

こちらは友人の魚のスープ。(Rob's Fishsuppe)

f:id:pockiepeach:20200806051137j:plainわたしのは、セロリとメルゲーズのスープ。

メルゲーズとは、

北アフリカの羊肉のソーセージらしいです。

www.29notoyo.co.jp

 

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ソーセージの痕跡は全く分かりませんでしたが、

エキゾチックな香りがして、

美味しかったです。😊

 

自家製というこちらのパン。

複雑な味わいで、とても美味しかったです。

甘味があり、カリッとした歯応えが

後を引く感じでした。これにて、やるな、お主、、、

と思わせてくれる感じでした!

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こちらはわたしの前菜2皿目。

友人はこの回はパス。

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アジアンスタイルの牛肉のタタールという事でした。

アジアンスタイル?ん??と思ったけど、

メインをパエリヤにしたので(魚介中心)

前菜をお肉らしいものにしたかったんですよ。。

うん、多分、

コリアン風を狙ったのかな?

という感じがしました。

添えてある白い野菜は大根、

丸いのは、うずらの卵です。

メニューにうずら、と見た時、

アジア的な感覚なら、生でやって来ると予測しましたが、

ちょっと裏切られました。

衛生面からも、生はもしかして避けてるのかな?

美味しかったですが、

アジア的料理にはちょっと、

点が辛めになりますね〜。😉

 

この皿が終わったあたりで、

風が突風になって来て、

外に座っているのが辛くなって来ました。

なので撤退。

中に移動しました。

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中の雰囲気はこんな感じ。

やはり、私たちが移動してから、

少しずつ他の人達も中に入って来ました。

日が落ちて、気温も下がって来て、

正直、中の方が居心地が良くなりました。

 

そうこうしているうちに、メイン登場!!

わたしはパエリヤを頼みました。

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通常のスペイン料理の

パエリヤのイメージとは

少し違いますが、

品が良いお味で、とても美味しかったです。

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こちらは友人が頼んだメイン。

お店の人のお勧めだったのですが、

フランス人の多くが好む、

低温調理で煮込んだステーキ肉だそうです。

 

締めのデザートはこちら。

チョコレートムース。

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友人のデザートはザバイオーネ。

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デザートに対して、私たちの共通の感想。

美味しいけど、量が多すぎ。

 

この日は、ワインを前菜、

メインとそれぞれ2杯ずつ飲みましたが、

どちらもスタッフのお勧めを

(料理に合うように)

お願いしたので、これも楽しかったです。

ワインのことは、

何にも分からないので、

こういう時はスタッフに聞くのが1番ですね!

 

robs-kitchen.de

シェフは様々な国で、(その多くが、星付き)

働いて来た人のようで、

その通り、特に「何料理」という名前をつけられるような

料理ではなく、

なんとなく、地中海料理かなという方向性だったかなと

思います。

 

このほかに

ワインを2杯ずつ、ゼクトを1杯ずつ、

お水を半リットル、

エスプレッソを1杯頼み、お会計で払ったのは、

1人70ユーロぐらいでした。

(8500円ぐらい)

これだけがっつりコースを頂いた割に、

それほどでもないね?という仕上がりでしたよ。

結構良心的な値段設定かもしれません。

 

お店のドレスコードも

テラスに座ってた人も多かったこともあり、

かなりラフな感じで、

全く気にする必要はなさそうでした。

(珍しく、少しお洒落して行ったのですが。。)

 

コース料理を食べるつもりではなく、

カジュアルに、

メインだけでも良さそうな雰囲気が

ありました。

(メインの量も結構あったし)

 

友人と、そういう感じでまた、

近いうちに来るのもありかもね?

と言い合いました。

 

完全な消え金だから、

高い食事というのは、贅沢の極みですね!

その時間、空間、雰囲気全てを体験として、

楽しむというところは、

音楽や芸術にも通じるところが

大いにありますよね。

 

今回の体験から、

ちまちまと貯金をして、半年に一回、

レストランで豪遊を習慣にしようか!?と

新たな遊びの目標ができました。

 

ちなみに、次回「挑戦」したいお店は、

もう少し、格が上のお店です。😍

楽しみです〜〜〜〜。実現しますように。

 

本日も、最後までお付き合い、

ありがとう!!

良かったら、ぜひまた見に来てくださいね〜👋🏻👋🏻👋🏻👋🏻