カナリア達のお留守番
日本はゴールデンウィークだったみたいですね。
ドイツも、5月は祭日がたくさんあります。
でも、日本みたいに一気にかたまってない。
今月は1、10、21、31日がお休みの模様。
というわけで、思い切って休暇を取り、
明日から、一週間旅行することになりました。
昨日はそんなで朝からてんやわんや。
出かける直前って、なぜ、やることが集中するんですかね〜。
午前中は調律師さんが来て、
久々に我が家のピアノを調律してもらいました。
日本人の調律師さんのSさんは、優秀なKlavierbauer
(ピアノを一から組み立てて、作る職人さん)
もともと、ここら辺に住まわれて、お仕事をされてたのですが、
10年ぐらいほど前から、旦那さんのお仕事の関係で、
南ドイツに移り住まわれ、それでも、ここら辺に顧客が多いので、
NRW 州と定期的に往復しながら生活されてるようです。
Sさんは、なかなか男前(女性ですけどね)な方で、
一本筋の通ったお仕事の仕方をされています。
そのかわりと言うのか、旦那さんはとても物腰が柔らかい、
優しい〜感じの方。
Sさんとは、会うといつも話が盛り上がります。
今回もすごく久々にお会いしたので、色々な話をしました。
Sさんも、ちょっとスピが入ってるのか、
死んでも魂は続いてく、というような話もちょこっと出ました。
(写真はT家、大きな鳥かごに、沢山の植物たち!)
その後は、ちびちゃん達(ポッキーとピーチ)を預けに、
Tさん宅へ。Tさん家族は、うちのピアノ教室で唯一、日本系の生徒さん。
お母さんが日本人で、お父さんがドイツ人、かわいらしい娘さんが2人。
Tさんは、主婦ベースの暮らしですが、通訳のお仕事もされてる方です。
ポッキーはこのお宅に何度もお世話になってます。
Tさん宅は、ジャングル並みに(^^;観葉植物があって、
小鳥達にはパラダイスな環境。
ピーチの前には、プリンというメスの子がいたのですが、
ポッキーとプリンちゃんは、T家にお世話になり、
すっかりT家宅にある植物に慣れ親しんで、楽しそうでした。
我が家に戻って来てからは、T家からすると、
ぷっ、と笑ってしまいそうなちっさなベンジャミンの鉢植えが以来の
お気に入りで、ベンジャミンに挨拶に行くのが毎日の日課になってるぐらい。
(何ヶ月も経った今でも!)
(うちのちっさなベンジャミンに集うこつぶさんたち)
T家に滞在している間、プリンは何と産卵と孵化も経験。
生まれた二羽のヒナちゃん達は、T家が引き取ってくれ、メロンとチョコと名付け、
大層、可愛がってくれてたのだけど、
ある時、うっかりしていて二羽とも飛んで行ってしまった。。。
その少し後、プリンも相次ぐ産卵が元だったか、命を落としました。
(ありし日のプリン、チョコ、メロン。そっくりな三羽。。)
ポッキーをそのまま、一羽飼いすることも考えたけど、
アイロンに写ってる自分の姿にキスしてたり、
ぼんやりする時間が増えたり、明らかにしょんぼりしてるポッキーをそのまま
一羽にしておくのも、あんまりな気がするな〜と思ってた今年の初め、
ふっと入って見た近所のペットショップが、何と数日後に店じまいするというので、
最後のチャンスと、拍車がかかり。
すっかり整理整頓が終わった店内はがらんと寂しい佇まいで、
店の親父さんもなんとなく元気がなく、物哀しさがありましたが、
数羽残ったカナリア達は、ぴょんぴょん、そんな事とは関係なく、
元気に飛び回っており、残ったメスも選択肢がほとんどなく、
二羽の中からはっと目があってこの子!とピンと来たので、
迷いなくピーチを連れ帰りました。
(ぴちぴちなピーチ❤️)
ピーチにとってはこの度のT家滞在は初めて。
というか、うちに来てから他所でお留守番するのが、
初めてになります。
産卵の経験はまだ無いピーチだけど、
長生きして欲しいな。
彼らにとっても、観葉植物に囲まれた素敵なバケーションですな。
楽しんでくれるといいなと思います。(^.^)