中華料理TAO / 秋の最後の残り日
昨晩は夕焼けが抜けるように美しかった。
シルクスクリーンのようで、
もやっとした暖かい空気の中、
そこら中がパステルカラーに包まれていた。
いつもなら雨ばかりで、鼠色の空に押しつぶされそうに暗くて、
本当にうんざりしちゃうお天気なのが普通なのに、
今年ときたら、ずいぶんと長い間、
楽しませてもらったなあと思う。
この時期になると、決まって
設置されるライン川近くの観覧車の組み立てが
今年もまた始まっていて、
巡って来る季節について少し、しんみりと思いを馳せた。
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昨日の最高気温は22度で、
お天気予報によると、
おそらく、今秋で最期の暖かい(20度以上の)日
なのでした。
ちょっぴりセンチメンタルになるほどに、
昨日の夕焼けは美しいものでした。
モネの描く夕陽のような。
(その割に写真はあまり、綺麗じゃないですね。
ざんねん!すまん。)
終わりゆく季節はいつも少しだけ物哀しく、
心にぽやーんと切ない感情が生まれますね。
夕べは、相棒と待ち合わせて、少し街中を
お散歩した後、
中華料理、「Tao」に食事に行きました。
「Tao」は少しだけ町外れにあって、
すごく行きやすいお店ではないですが、
飲茶がとても美味しく、本格的な中華を楽しめる
レストランで贔屓にしています。
デレンドルフ地区にあります。
私たちが初めて訪れた頃は、
汚い中にも味がある、いかにも、な感じの
中華料理屋だったのですが、
昨年(?)リノベーションを行い、
ガラッと雰囲気が変わり、
ツルッとした感じの綺麗なお店に変身しました!!
ユースケサンタマリアに似た給仕のお兄さんと、
おそらく夫婦である、小柄でとても綺麗なお姉さんが
印象的だったのですが、
彼らも、リノベーションをしたぐらいを境に
なぜか、いなくなってしまい、
(噂では店主の息子夫婦ということだったのですが)
今では気の良さそうなおばちゃんと、
(ニコニコしていて、、すごく感じが良い!)
眼鏡のお兄さんが給仕をしてくれています。
ここへ来ると、相棒は必ずチョンファン(広東語)を頼みます。
プリッとしていてとても美味しい。
中に入ってるのは、3種類色々が入ってるのを
頼んだので、
エビ、チャーシュー、牛肉。
昨日はそれと、クラゲとピータンの和え物をまず頼んでみました。
ほかに、頼んだのは
エビとコリアンダーの蒸し餃子、
春雨とホタテの和え物、空芯菜炒め、
そして最後にライスヌードル焼きそば(とても太い麺)。
写真は最初のふた皿で脱落。。。。(^^;
携帯の電池があろう事か切れてしまい。
焼きそばというと意外と、普通の中華麺なのは一種類しかなく、
メインの選択肢はライスヌードルです。
ビーフンともちょっと違う。
フォーに似てる感じ。
フォーそのものか。
頼んだ焼きそばはメニューによると、
色々なお肉が入ってるとのこと
(verschiedene Fleisch)
だったのですが、
来てみると、たしかに、
牛肉、豚肉、鶏肉の3種類と、
エビも入っていて楽しかった。
空芯菜の炒め物はいつもの味と違っていて、
私と相棒の見解から、
たぶん、(なんと)、酒粕が入っていました!
酒粕はなあ〜、ちょっとなあ。と
こっそり思いました。
普通にニンニクがたっぷり効いた感じが好きだなあ。
ほんとは。
彼もそう思ってたかもしれませんが、
思ってなかったら悪いし、
なんとなく言いそびれちゃいました。(^^;
いっつも、来るたびに思って実行できないのですが、
ここへ来るとついつい、飲茶を大量に頼んでしまい、
一品ものを頼みそびれてしまうので、
いつか、ガツンとしたおかずを二、三品だけ
頼むというのをやってみたいのですな〜。
相棒も私も飲茶が大大大好きなので、
なかなかに難しいですけども。