Käfer und Klee

てんとう虫とクローバー。日々のこと、毎日見つけたあれやこれ。ドイツ、デュッセルドルフ便り。

夜と夢

今日でちょうど一ヶ月前になりました。

(お、日本時間ではもう今は、

28日で1日ずれてしまいましたが)

 

すこうし、考えましたが、

ここでもお知らせしてみることにしました。

 

そう、今年の夏、日本へ帰り

友人と東京にてリサイタルいたします。

 

テーマは夜と夢。

太陽が沈み、闇が訪れて、夜がやって来ます。

それは毎晩、どんな富豪にも、ホームレスにも、平等に。

親しいようで、冷たいようで、

優しく包み込むようで、厳しく拒絶しているようで。

夜には本当に色んな顔がある。

そう、夜について書かれた作品はたくさんあります。

夢とは、枕元に寝ている時に忍び寄るあの夢、だけではなく、

人々が思い描く「夢」と言う意味も併せ持っています。

そんな、夜と夢の作品を集めて、演奏会をする事になりました。

 

ソプラノの友人は、日本での大学時代から

一緒に演奏していた仲間で、

彼女は、現在アメリカに住み、遠く離れているのですが、

「デュオうめもも」という名前で一緒に演奏を続けています。

数年前にも、東京でリサイタルを開きました。

 

ドイツ歌曲、フランス歌曲、オペラアリア、ミュージカルナンバー、

そしてピアノソロもありの盛りだくさんなプログラムです。

聴きに来ていただいたら、確実にお楽しみ頂けるでしょう!

 

コンサートの詳細はこちらです。

デュオうめももコンサート 「夜と夢」
‪2018年 7月27日、大泉学園ゆめりあホール 19時開演‬
入場料 3500円 学生 3000円

ムシカポエティカ主催

マネジメント/チケット 菊田音楽事務所 042-394-0543

お問い合わせ デュオうめもも duo.umemomo@gmail.com

(お返事が遅くなるかもしれませんが、必ずお返しします。)

 

プログラム

W.A.Mozart(1756-1791)- Abendempfindung
モーツァルト 「夕べの想い」

F.Schubert (1797-1828)- Nacht und Träume
シューベルト 「夜と夢」

Fanny Mendelssohn (1805-1847)- Nachtwanderer
‪ファニー メンデルスゾーン「夜を彷徨うもの」‬

F.Liszt (1811-1886) - Liebestraum (Piano Solo)
リスト 「愛の夢」
Oh! Quand je dors 
リスト 「おお、夢に来ませ」

R.Strauss (1864-1949) - Befreit 
R.シュトラウス 「解き放たれて」
Heimliches Aufforderung 
R.シュトラウス 「密やかな誘い」

A.Berg (1885-1935) from Sieben Frühe Lieder  - Nacht
ベルク 7つの初期の歌より「夜」
Die Nachtigall
ベルク 7つの初期の歌より 「夜鶯」

E.Grieg (1843-1907)from Fünf Lieder op.38 - Ein Traum 
グリーグ 5つの歌より 「夢」
-休憩-

F.Chopin(1810-1849)- Nocturne Op. 27-1 cis-Moll (Piano Solo)
ショパン 「ノクターン 作品 27-1 嬰ハ短調」

G.Faure (1845-1924)- Claire de lune 
フォーレ 「月の光」

C.Debussy(1862-1918)- Nuit d’étoile 
ドビュッシー 「星の夜」
Clair de lune (Piano solo)
ドビュッシー 「月の光」

H.Duparc (1848-1933)- Chanson Triste 
デュパルク 「悲しい歌」
--------------------------------------------------------

W.A.Mozart(1756-1791) - Die hölle rache from opera Zauberflöte
モーツァルト 「復讐の炎は地獄のようにわが心に燃え」オペラ「魔笛」より 

A.Dvorak(1841-1904) - Song to the Moon  from opera Rusalka
ドヴォルザーク 「月に寄せる歌」オペラ「ルサルカ」より

G.Puccini(1858-1924)- Chi’il bel sogno from opera La Rondine
プッチーニ 「ドレッタの素晴らしい夢」オペラ「つばめ」より

B.Hermann(1911-1975) - I have dreamt from opera Wuthering Heights
ハーマン 「私は夢みた」 オペラ 「嵐が丘」より

C.Floyd - Ain’t it a pretty night from opera Susannah
フロイド「素敵な夜じゃない?」オペラ「スザンナ」より

C.Schoenberg(1944-) - I dreamed a dream  from musical Les Misérables
シェーンベルク「夢やぶれて」ミュージカル「レ・ミゼラブル」より

 

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演奏者のプロフィールはこちらです。↓リンクをポチッとして頂けると

たどれます。

プロフィール

 

 

 

 

 

 

 

デュッセルドルフの猫カフェ「Catz Cafe」

近所の友達と、デュッセルドルフにできてから、
まだ一ヶ月ほどらしい、
猫カフェ「Catz Cafe」に行って来ました。

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友達はもうすでに一回行ったことがあり、
待ち合わせは、猫カフェにて。

行ってみるとまだ友達は来てなくて、
一人でドアを押して中へ入ろうとすると、
お姉さんに「ちょっと待って」と言われ、
手を消毒させられました。

そうこうしてるうちに友達もやって来て、
ラッキーなことに私たちが座る席で、
ちょうど、満員御礼状態になって、
次の人々が入れなくなっていました。

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中はこんな感じ。

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リラックスする猫さん

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みんな、マイペースであちこちにいます。

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メニューはこんな感じ。
うっかりしていて、1ページ目以外、撮り忘れてしまったので、
これ以上に何があったか、わかりません。(^^;
上から、ヨーグルトとフルーツ、(ブレックファスト)
ブレッツェルクロワッサン(そんなのがあるんだ、、)
ケーキ、チョコレート、タルト、ホットドッグなど。
飲み物はお酒もあったみたい。

わたしはアイスカフェ
(日本のアイスコーヒーとちょっと違い、
ドイツのアイスカフェは、
冷めたコーヒーに、実際アイスが入ってて、
さらに生クリームもドンっとのっています。)
友人はアプリコットのタルトを頼みました。
値段は、普通のカフェより若干高め。
入場料とかないので、さもありなん。

タルトは一口もらいましたが、温めてあって美味しかったよ。

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猫ちゃんホスト(女の子もいるから、キャバ嬢も?)
たちの数は、5匹なのであんまり多くはないです。
人間が16人ぐらいいた中、5匹なので、
猫薄状態に。。
猫さんが運良く席までやって来てくれると、
みんなからうらやましそうな熱視線を浴びます。

これ、日本で地元の猫カフェに行った時は、かなりの
数の猫さんたちがいたので、へえ〜、と思いました。
(今、ウェブでチェックしてみたら、20匹近くいるみたい。)

www.nekoyacafe.com


でも、デュッセルドルフの猫カフェはまだ、出来立てだから、
そのせいもあるかもね。
そもそも、ドイツって動物保護なんかにもの凄くうるさい
国民なので、こういうカフェが成り立たないと思ってました。

でも、保護の意味も込められてるようです。
ウェブサイトにはきちんと、このコンセプトには、
獣医が主体になって参加しているということなど、
ドイツらしく、まじめに説明してありました。

Catz Cafe Düsseldorf – Das erste Katzencafe in Düsseldorf

猫さんたちが遊びに行ってるテーブルを、うらやましげに
眺めていたら、
私たちのところにも、
気まぐれなおしゃまさんがやって来てくれました!
説明をみると、シャーロックという子のようです。

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すっかり寛いでますね。

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この子が、友達のタルトのお皿についてる生クリームを
美味しそうにペロペロとなめちゃって。
で、友達があらら、、、となってると、
お店の人に猫さんに餌を与えないでください、と
怒られてしまいました。(^^;

猫も生クリーム美味しいものなのね。
まあ、たしかに体に良さそうじゃなかったね。

彼、かなりのサービスぶりでした。
行った甲斐があったよ〜。

当日は、わざわざデュイスブルクから来てる人も。
ドイツではまだまだ猫カフェ、
少ないでしょうからね。
最近、少しずつ、
でき始めてウェーブは来てるらしいけど。

 

このカフェ、デュッセルドルフのデレンドルフ地区にあります。

市電で707,705,701の駅、Dreieck下車、徒歩5分ぐらい。

中心から行きやすく便利なところにあります。

つぶれないように応援したいです。

***********************

話は変わりますが、
日本は関西で地震があり大変でしたね。
余震が続いてるようなので、今後も警戒が
必要な状態みたいですね。
これ以上、何事もないことを祈ります。

 

、、、、で、また違う話ですが、(^^;
ワールドカップも始まりましたね。
(すみません、焦点が定まらなくて)
日本が勝ったみたいで
正直びっくりしました。
サッカーのことは全然詳しくはないけど、
現在のランキング、60位ぐらいらしいですよね。
1戦目に勝ち星とは景気が良い感じですね。
ドイツは対象的に、
メキシコに完敗してしまいました。
グループリーグで黒星発進だと、
結構この後が苦しくなりそう。
ドイツにいると、
ワールドカップは国民全員の関心ごとみたいな感じです。
ものすごい盛り上がり方をします。
これが、満々が一、先に行けなかったら
前回優勝してるだけに、
みんな、どんな風になっちゃうんでしょうかね。
道端に酔っ払いが増えそうです。
いえ、冗談抜きで!
今週末は、土曜日にドイツ戦、
日曜日に日本戦が控えてます。
ばっちり観戦する予定ですよ。
ドイツも日本も応援してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

デュッセルドルフでプチリゾート、Unterbacher湖へ

暑いです。
毎日、25度は超えてる日々。
いつものここら辺の気候じゃない感じ。
夏らしくて気持ちいいけど、
ちゃんと8月まで夏らしい日が続くのか、それが心配。(^^;
(そっちかい!とツッコミが入りそう。。
はい、ドイツ人と挨拶がわりにそんな話をします。)

暑い中、少しでも涼みましょうか、ということになり、
デュッセルドルフの端っこにある、
プチリゾート地、Unterbacher湖に行って来ました。

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(浜辺ではなく、森の中から眺めるUnterbacher湖)

 

相棒が住んでるベンラート地区から近いので、
アクセスは楽々。
自転車で森の中を通って20分ぐらい。

この森の中のコースは本当に素敵で、
マウンテンバイクで走るのには最適。
今まで何度も、サイクリングコースとして、
このコースを走り、Unterbacher湖まで行って、
ぐるっと戻ってくるだけというのは何回も繰り返しています。

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いつも湖で泳ぐ人たちを尻目に、
自転車で行き来するだけでしたが、
今回は、ばっちり水着の準備をして、
お弁当と敷物も持って出かけました。

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出かけたのは、14時半ぐらい。
遅めの朝ごはんを食べたので、
ちょうどお腹が空き始めたぐらいの感じでした。

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行ってみたら、結構たくさんの人たちが。
出かけた時は23度ぐらいで涼しめだったので、
どうかな〜、と思いながら来てみたけど
意外に多くてびっくり。

着いたらまずはお弁当タイム。

お弁当は大したことはせず簡単に。

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おにぎりと、前日の晩が豚の角煮だったので、
その時作った煮卵も。
おにぎりは、梅干しとゆかり。
そして、チーズおかか。
クックパッドのレシピでしたが、美味しかったよ!
正直、ん?と思う組み合わせですよね。
家にあるもので作れるおにぎりのレシピを探してたら、
見つけたってわけです。

cookpad.com

 

お腹がいっぱいになったので、
湖にまず入ってみるかということに。

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(浜辺の様子)

入ってみると、寒っ!!!!
とても泳ぐっていうような感じじゃなくひゃっこい。

見てみるとたしかに、
大人はみんな日光浴してて、
水浴びしてるのは子供だけ。(ー ー;)

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というわけで、しばらくダラダラと、
皆さんにならって、ただ寝そべってのんびり。
そのうち、気温が上がって来て、26度ぐらいまでなりました。

寝そべってるだけなのもジリジリと
あちちな感じになって来たので、
また、入ってみようか〜ということに。

懲りずに入ってみると、つ、つ、冷たい〜〜。
そりゃ、そんな短時間で急激に水温が上がるはずもなく。
でも、さっきより気温が上がってるから、
入れば入れるんじゃないか?とトライして見ました。

少しずつ、少しずつ。

くるぶしから、向こう脛、膝、腿、お腹、、、
とちょっぴりずつね。

はい、最後は泳ぐところまで行きました!
うん、気持ち良かったよ。
思い切って首まで
入ってしまった方が、かえって温かいぐらいでした。

で、サムライ日本人たちが突撃、試した後、
次に続く人がわらわらと増えてました。(^.^)
みんな、しーはー言いながら入ってましたよ。

Unterbacher湖には、キャンピングスペースもあり、
その気になれば泊まることもできます。
近所なのに、かなりのリゾート気分を味わうことができて
とてもお勧め。

お弁当は持って行っても行かなくても。
浜辺の中にカフェと、簡単なスタンドがありました。
カフェの方は利用してないので内容はわかりませんが、
スタンドの方では、ビールなどの飲み物と、
フライドポテト、ナゲットぐらいの簡単なスナックが
頂けるようになってました。

ちなみに、この浜辺のスペースに入るには
入場料4ユーロ。
公の交通機関では、Strandbad Nord という停留所か、
Strandbad Südという停留所があるようです。
デュッセルドルフの中央にある、Heinrich Heine駅から
30〜40分ぐらいでアクセスできるということです。

今年も半分まで来たので、、、振り返ってみる。

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(ライン河の河原)

5月の祭日群が、こないだの木曜日で終了、、。
ほぼ毎週のように祭日があって、
ほんと、ゆっくり出来ました。
そして、6月に突入ですね!!
今年に入ってからはやくも半年過ぎたってこと。
あー、はやい。(-。-;
今年は、年明けてからやることに追われて5月まで
スケジュールが結構詰まってたので、格別早かった。

残りの半年、有意義に過ごしたいものです。

 

今年は、何か突然、いろいろなことを始めた年です。
脱皮したい、もっと変わっていきたい、
そんな欲求があったように思います。

 

掃除機を毎日かける→ これ、1ヶ月半ぐらいで挫折、、。

でも、今は週2回ぐらいはかけています。(^^;

始める前は、10日に一回ぐらいだったので、少しましになったかな。

 

ブログを始めた→ まだ続いてますね。。。^_^v

 

運動を始めた→ 友達が、ほぼ毎日運動してるというのを聞いて、即影響されました。(^^; 始めてから、二ヶ月ほど経ちました。

身体にも心にも良い影響があると思う。
ちなみにトレーニングの中味は、
週4日ぐらいビデオエクササイズ30分ほど、
週1日近所の友達と森で(アップダウン激しい)1時間のウォーキング。
行ける時はエクササイズを1日減らし、
代わりに近所の公園へ1時間のウォーキングへ。
週末二日間は休んでます。

 

瞑想を始めた→ たまに起こる心配性が結構、

行き過ぎのレベルなので、

(これから起こること(だいぶ先の未来ではなく、
何分間か先に起こることを悪い方に転ぶと想像する)
を想定して、すごくすごーく心配になる時が、、、)
これ、どうしたものかと。。
恐怖心とか、ちょっとしたパニックを感じる時があるんです。
慢性アレルギーで鼻が詰まり気味なので、息が浅く、
そのせいもあるかなと、
呼吸法を鍛える意味も兼ねて、
1日に15分程度の瞑想を行ってます。
これも始めてからまだ二ヶ月程度。
まだ気持ちのコントロールがそれほどうまく行ってないけど、
続けてるうちに良くなる気がする。
なんとなく。

 

最近、
「スタンフォードの自分を変える教室」という本を買って、読んでたら、
上記の二つ、(瞑想、運動)について書いてあり、へえ!と思いました。

https://www.amazon.co.jp/スタンフォードの自分を変える教室-だいわ文庫-ケリー・マクゴニガル/dp/4479305580


すごく驚きはしなかったけど。
だいたい、色んなところで推奨されてることですし。

(特にスピ界隈では、、、、)
でも、自分が始めたことが科学的にもプラスに働くって分かったら、
よりやる気が出るじゃんね。
これはそんなわけで、
今年いっぱいとにかく続けてみたいと思います。

ボーデン湖の旅 まとめ その3

前回のブログでは、一週間が経過、
さらに旅から戻って、
そろそろ二週間が経過しようとしてるんですな。
ふう。
記憶が過去になりすぎないうちに、まとめの仕上げをしませう。

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(写真はメアスブルグの路地です。)

余談ですが、今年は夏が早くやって来ています。
ボーデン湖に行った時、すでに毎日、22〜25度のとても
過ごしやすい気候でした。
こちらへ戻って、数日は、17〜19度ぐらいの日々もありつつ、
基本、夏のような気持ち良い(しかも真夏ほどは暑くなく、丁度いい)
毎日が続いていました。
しかし、今週末から来週の頭にかけては、
予報によると、かなり暑くなりそうです。
なんせ、32度まで行くっていうのですから。
えーまじですか?!zΣ( ̄。 ̄ノ)ノまだぎりぎり5月なのに。。
夏を急いでるような今年のドイツのお天気の神さまです。

そして、旅の最終日のお話。

前回のブログでお話しした、
温泉場からの帰り、(木曜日)
車がやっぱり、やってくれちゃったんです。

走っている途中に、きゅるきゅるきゅるとギアが下がり、
おそーくなりました。
相棒が言ってたのはこの現象のことだったんですね。
(出かける前にトラブルがありました。↓この記事に書いています)

yuruyuruduessel.hatenablog.com

 

一旦、車を端に寄せて、リスタートすると、
また普通に走ってくれるのですが、
この日は、アパートホテルへ戻るまでの間、
なんと3回もこれが起こりました。

そして、デュッセルを出かける前にはなかった、「エンジンがやばいぞランプ」
が点滅してしまった!!!!
ちなみにこのランプ、
ドイツ語で「Motor Warnlampe」と言います。
このランプがもし、最初から付いてたら、
多分、この車では来なかったろう、それぐらいやばいランプです。Σ(゚д゚lll)

相棒も流石に真っ青になり、
「げ、土曜日にこれで帰んなきゃいけないのに、どないしよ〜」
と焦りだしました。

で、相棒が乗ってる車のメーカーのディーラーを探してみると、
ありました。ボーデン湖沿いのÜberlingenという街に!

電話してみたら、デュッセルドルフでもおなじみだったセリフ、
「予約でいっぱいだから、すぐ見れるかは分からんけど、
合間にチェックはしてあげられるかも。まずは持ってきてみて」
と言われました。

ということで、最終日の金曜日は、
本当は、Überlingenまで自転車で走り、間にある見所を
行きと帰りで見て回る予定だったのですが、
たまたま、同じÜberlingenへ行く予定にしていたこともあり、
自転車を車に積んでÜberlingenまで行き、
そこから自転車で周りを少しうろつくというコースに変更しました。

このÜberlingenからのボーデン湖沿いのコースが美しかった!
行き帰り乗ることができず、(車を持って帰らないといけなかったので)
とても残念でした。
Überlingen の街もなかなか、趣きがあり、かわいらしい街でした。

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(町並みを軽くお散歩)

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ドイツの田舎町へ行くと、こんな可愛らしい看板(?)をよく見かけます。
靴屋さんだったり、ワイン屋さんだったり、薬局だったり。
オリジナルの可愛い看板、ドイツならではじゃないかな〜。

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そして、この後、ビルナウ というところにある、
美しい教会を見に行きました。

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ワイン畑のど真ん中につくねんと立っている、かわいい教会です。

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この教会は外から見たのじゃ分からないぐらい、
中が超豪勢にできています。
絢爛豪華の美しさ。
内部は、撮影禁止だったので自分のカメラでは写真が撮れませんでした。
バロック様式の建築の、バジリカ式教会です。

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(すごいでしょ〜!)

この教会までの坂が大変!心臓破りでした。
あんまり急なので、半分以上自転車を押して歩きました。

この後、Unteruhldingenという所にある、
石器時代や聖堂時代の建物を再現した「Pfahlbaumuseum」
(杭上家屋の屋外ミュージアム)を見に行きました。

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ここはなんと、世界遺産でした。
紀元前5000年前から、紀元前500年前にあった杭上家屋を
再現しているということ。
石器時代、青銅時代の建物ですね。

釘なども一切使わず、
ちゃんと木の杭で止めてありましたよ。

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このUnteruhldingen の公園で、寝そべって少し休憩。
車を預けてから6時間ほど。
で、電話して確認してみようということになりました。
すると、問題はセンサーが壊れてるということで、
でも、替えることはできなかったので、根本的な問題は
解決してないよ〜、、、とのこと。
土曜日に帰るんじゃ、どうしようもないね、
と言われてしまいました。(^^;

とりあえず、でも、一旦エンジンランプは消えてるよ、
とのことだったので、
取りに行くことに。
自転車でまた、Überlingen へ引き返しました。
この行程で全部で、18キロぐらい走った感じ。

げんなりしちゃうことに、ここからアパートホテルへ戻るまで、
またまた、エンジンがやばいですぜランプが点滅しちゃったんですよ。
Σ(-᷅_-᷄๑)
相棒が、路肩に車を止めて、じいっと考える。
そして、言いました。
「多分だけど、電気系統の作動をすると、
車が反応する気がすんのよね。」
ふむふむ。
だから、彼の考えでは車が走り出したら、
クーラーをつけたり、窓の開け閉めを一切しなければ、
大丈夫じゃなかろうか、と。

この状態でアパートホテルまで行ってみると、
大丈夫だった!
で、仮説では、多分電気系統をいじらなければ、
家まで無事に帰れるんじゃないか、
っつーことになったわけです。
この車で帰るしかしょうがないので、
なんとか、仮説を信じるしかありません。

で、ともかく、
この日の夕方は、一旦車のことは忘れ、
メアスブルクのレストランで晩餐でした。

この日入ったレストランが、大当たり!
美味しかったのです。
私も相棒も、同じものを頼みました。
牛肉のランプステーキ白アスパラガス添え、ジャガイモのグラタン

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26ユーロだったかな。
ソースが最高に美味しく、肉の焼き加減も上々。
ジャガイモのグラタンは、ドイツ料理の定番ですが、
これがまたほっぺたが落ちそうに美味しかった。

お店の人が、なかなか気がついてくれないのには
閉口でしたけどね。
これって私たちだけ?ってちょっと思ったので、
レストランのレビューをみたら、
何人もの人が同じ事書いてたのには受けた。

www.tripadvisor.de

旅先で美味しいものにありつくって、
意外と難しいものですよね。
地元では評判のいい店へ行ったり、
今度ここへ行こうと、レビューなどを見て、わざわざ
行くことがほとんどだけど、
旅先で入る店は大概、行き当たりばったりだものね。
なので、この日の料理にはほんと、二人とも心から喜びました。

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(メアスブルグの門からすぐのレストランでした)

で、日曜日。
いよいよ、行きはよいよい帰りは怖い
のコースが待っていました。

昨日、電気系統の仮説にすっかり満足した相棒は、
上機嫌で車を動かしていました。
すると高速(アウトバーン)に入るまだ、前の段階で、
またもや、車ちゃんがきゅるうううう、、、と減速、
ギアが下がっちゃったんですよ。。
え!まじ!!!!!?
((((;゚Д゚)))))))
この時のやるせなさと来たら、、、、、。

ここでまたがくーーーーっとうなだれて考える相棒。(´ω`)

そこで生まれた新たなる仮説。
「ギアをSではなくて、Cに入れておいて、電気系統を一切いじらない」
この条件を全て満たせばなんとかなるはず!よし!
とむくっと起き上がった彼が、運転開始。o(`ω´ )o

この日は、残念なことにとても夏らしい日で、
燦々とお日様が照りまくっていました。
暑いのなんのってね。
サウナ状態でカンカンに温まりながら、
汗だくになりながら帰りました。

私は横に乗ってるだけなので、大したことなかったけど、
(そもそも免許持ってないぐらい分かってないのが、
かえって良かったかも。)
運転してる本人は相当、恐ろしかったと思います。

基本、車にあまり刺激を与えないように、のろのろとスピードを
出し過ぎないようにして走ったのですが、
止むを得ず何度か、追い越しをかけた時は、
さすがののんびり屋の相棒も、
じわーっと手に脂汗をかいたらしかった。

だって、追い越しかけてる時に、
もし車さんがまたギブアップしたら?!
大惨事も十分ありえた事でしょう。

しかし、
相棒にしてみると、普通道できゅるるるると減速される方が、
Autobahn(高速)でやられるより怖かったとのことでした。
というのは、Autobahnには、エスケープゾーンが必ずあるので。
と言っても、追い越しかけてる時に、減速してしまって、
すぐ後ろに車がいたら、追突されちゃうからね。
かなりの賭けでしたよ。
本当に、何事もなく帰って来れてホッとしました。
ラッキーでした。
車も、最後の日は、エンジンやばいぞランプがつく事もなく、
なんとか持ちこたえてくれて、
仮説もたまたま当たっていたので、
なんとかなったみたい。
全く最後の最後へ来て、
すごい冒険コースになってしまったこの旅でした。

旅は楽しいけれど、帰ってくるとほ〜〜〜っとしますね。
この、家っていいなあ〜
っていう気持ちを味わうために、わざわざ遠くまで行って
帰ってるの?!って気がしてくるぐらいです。

長かった。今日の記事は特に!!ぜーはー。。。
最後までおつきあいくださり、ありがとうごぜーました。
なーむー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボーデン湖の旅 まとめ その2

休暇から戻って早くも一週間が過ぎ去りました。
でも時間について、いつも不思議に思うのは、
同時に同じぐらいの感覚で、
全てがものすごく昔に思えたりすることです。
え?もう?早いなあ、と言う気持ちと、
だいぶん前のことに感じるけど、まだ一週間なの?
と言う気持ちが平行して存在してます。
なんとも、不思議です。。。(^.^)

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さて、本日も旅行記のまとめの続きでございます。

三日目。
基本、かなりのんびりやの私と相棒。
日本人らしく、着いたらやることを詰め込んで、がつがつと
動き回ったら、あろうことか三日目にして、
くたびれ果ててしまったので、(^^;
勇気を持ってこの日は、なーんにもしないことにしました。
そう、勇気を持って。
旅行に来ていて、何にもしない日を作るのは、
けっこう、勇気いります。(笑)

でも、
「うちらってさ、休暇に来てるんだよね、
休みに、疲れを取りに来てるのよね〜」
とお互いの意思を確認しあい、
とにかくとにかく、この日はひたすら、
ぼけーっとすることに決定。

休暇の前って、大概、やることに追われてくたびれ果てた
状態で出てくるものです。
それで、その疲れが解消してないうちに、
あちこち動き回るのはけっこうくたびれるのね。
それ、忘れてました。(^^;

結果、ここで休んだのは正解でした。
普段なかなか読めない本を読んだり、
音楽聴いたり、ぼやーっと瞑想したり、
良い時間が持てました。
夕ご飯はまた、庭でバーベキューでした。

四日目。
この日はBoden湖沿いの街、Radolfzellという所にある
Bora Hotspa resort (ボラ ホットスパ リゾート)という、
保養所へ出かけました。

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(リゾートホテルの外観)

ドイツはけっこうな温泉大国で、
国内のあちこちに温泉は存在してるのですが、
ドイツの温泉は基本、ぬるいのです。
だいたい、34〜37度ぐらい。

ぬるい温泉に長く浸かるのがこちらのスタイルです。

でも、日本人としては、熱い温泉にじっくり浸かりたい。
無理だと分かってても、あったら良いなあ〜と夢見ます。
それが、以前、Nordernayという、北海(Nordsee)に浮かぶ島へ
旅した時に、偶然!!入った保養所で、熱い温泉があったんです。

bade:haus norderney

42度ぐらいだったかな。

ドイツにもあるんだ?!とびっくりして、
この旅から戻って来た時に、“Onsen Deutschland“と
ググって探してみました。
または、“heiße Thermalbad“ (熱い温泉)、”Feuerbad“(火のお風呂)
てな感じでも探してみました。
結果はあまりないということが分かって、うーん、やっぱり、、、
でしたが、
Onsen Deutschlandでヒットしたのが、
この Bora hotospa resortだったんです。

じつは、密かにこの時以来、
いつか行ってみたいなあ〜と思ってました。

今回、そんなわけで夢が叶い、
ついに行ってくることができました!

入場料は日祭日は29ユーロ。この日は祭日だったので。
平日だと、25ユーロだそうです。

施設内に入ったら、裸になって、ガウンをはおります。
施設内は混浴なので、サウナ、温泉、プール、などでは
ガウンを外すので、これがやだと、全く入れないことに
なっちゃいますね。。。(>_<)
混浴が嫌なのは、日本人の場合、
女子の80パーセントぐらいだと思います。
私ももちろん、絶対いや!!派でした。
でも、ドイツのサウナは、どこへ行っても混浴なのね。
(ちなみに女性デーを設けてるところも、結構あります)
でも、ドイツにいる間、パートナーと一緒に
サウナに一回も行けないのも嫌なので、
頑張って挑戦してみたら、意外と大丈夫だったという。。。
最初こそ、
回りがみんな裸で平気でうろちょろしてる状況に
くらくらしましたが、
(といっても、ガウンを外すのはサウナやお風呂に入る直前で
大丈夫です。それでも気にせず、
裸でうろついてる人も多いのですが。)
何回もチャレンジしてるうちに、徐々に慣れていきました。

このBora hotspa resort 、なぜ、
「Onsen」とググってヒットしたかというと、
ここの施設は日本の温泉を模して作ってあるんです。
外来者も休める休憩所には、障子付きの襖と、畳の部屋がありますし、
ホテルも泊まる場合は、和室っぽい部屋があります。

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(ホテルの部屋はこんな感じらしい)

温泉は、行ってみると
ちょっぴり残念なことに、温泉ではなく、
普通のお湯で、要は銭湯だったのですが、
熱いお湯で露天風呂です。
モミジのような木も植えてあったりして、
雰囲気はばっちり、日本の温泉!
日本人の訪問者も何人か目撃しました。

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この日は雨が少し降っていて、
気温も低めでしたが、(17度ぐらい)
庭が直接湖のプライベートビーチになっているので、
湖で泳ぐこともできます。
実際、水が氷のように冷たいのに、
サウナの後、火照っているから平気なのか、
湖で泳いでいる人たちもいました。
眺めは抜群です。

サウナは60度から90度まで何種類かあり、
楽しめるようになってます。

施設内にはレストランもあって、食事もできます。
私たちは例によって、朝ごはんをたらふく食べたので、(^^;
ビールを飲んだり、ケーキを頂いたりしたぐらいでしたが、
店内はログハウス風でくつろげる雰囲気でした。
食事もけっこう美味しそうでした。

13時ぐらいに入って、18時ぐらいまでいたので、
かなりゆっくり滞在したことになります。
満足度はけっこう高かったです。
相棒も、思いがけず日本風の露店風呂を楽しめて
喜んでました。

リンクはこちらです。

bora HotSpaResort | bora Sauna am Bodensee

二回に分けてのつもりが、
けっこう長くなっちゃいました。
最後まで行かなかった〜。(´・_・`)

もう一回、このシリーズにお付き合い頂きます。
次回できちんと終えたいと思います。

ボーデン湖の旅 まとめ その1

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(マイナウ島からの眺め)

Boden湖の旅行記としてもしかして、いつかその辺りを
旅する人が参考にできると良いな、という感じで、軽くまとめてみました。
軽いまとめと言っても、一週間分なので、けっこう長くなったので、
二回に分けてお届けします。

一日目、
デュッセルドルフを7時出発。
車の故障問題は解決せず出発したものの、ひとまず何も起こらずに、
スムーズにBoden湖沿いの街、Meersburgへ13時到着。
宿へはすぐに入ることができました。
チェックインは15時以降という所も多い中、これは親切でした!
早速、支払いを済ませて、一旦、休息。
17時ぐらいに宿を出てMeersburgの街を散策しました。

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かわいい、こじんまりとした街なので、すぐにぐるっと回ることが
できます。
湖畔でぽやーんとしばし物思いにふけった後、
夕食を頂く事に。
着いたばかりなので、できれば湖畔で食べたいね、と言いながら
レストランを探しました。
そこで見つけたのがこちら。

www.tripadvisor.de

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かなり混んでいたので、近い場所からじいっと見て、
空いたのを見計らってささっと座り、食事しました。(^^;
味の方は普通です。まずくもなく、特別に美味しいわけでもなく。
わたしは、Felchenという魚のフィレのソテーを、(18ユーロほど)
相棒は、鱒の姿焼きを、(17ユーロほど)と、それぞれビールを頼みました。
Felchenは辞書で調べると、ホワイトフィッシュ、コクチマス、と書いてありました。私たちが住んでいる地域では、見かけたことのない種類の魚でした。
(レストランでも、スーパーでも)
夕暮れのBoden湖は美しかったです。

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食事はさほどでもなかったですが、
このレストランのテラスは、メアスブルクの湖畔の中で、湖畔に最も近くて
一等地でした。

二日目、
朝10時にアパートホテルを出て、自転車で同じボーデン湖沿いの街、
Friedrichshafenへ向かいました。
Friedrichshafenへの道は、最初、湖畔沿いで美しかったのですが、
途中で車通りと並行して走る感じで、ベストではなかった気がします。
アップダウンも結構あり、往復で38キロの道のりでしたが、
割とくたびれました。(^^;
後で気がついたのですが、ギアを低めにして走っていたので、
あまりスピードが出なくて、そのせいもあったかも。
とにかく自転車で走りたい一心で、マウンテンバイクを車に積んでやって来たので、
すでに2日目にして、なんとなく、成し遂げたような気分になっちゃいました。
相棒は100キロ以上、軽々と走る自転車マニアですが、(彼は自転車を
3台所有しています。)わたしは、初心者なので、
まだあまり、長い距離の走行には慣れていません。
今まで走った最長距離が80キロです。
この、80キロ走った時は、お尻が痛くて最後、全く足が動かなくなりました。
Friedrichshafenの湖畔で軽く食事したしたんだけど、
お店の名前をチェックしてないのと、食事の内容もサラダ等で軽かったので、
レポなし。
街はなんとも変哲のない、写真にも撮る感じじゃない街でした。
湖畔はお洒落だったけどね。

三日目、
朝10時半ごろ出て、Meersburgからフェリーで
Konstanzというところまで向かいました。
Konstanzまでは、ガイドブックによるとフェリーで15分ぐらい
ということでしたが、なぜか、私たちが使ったBSBという会社のフェリーは、
ほぼ一時間Konstanzまでかかりました。別に急いでいたわけではなく、
ゆっくり旅気分で、それもなかなか悪くなかったけど、
ん?ってことは別にもフェリー会社があったってこと?とかなりの疑問でした。
ちゃんと調べてれば、時短できたかも。
Konstanzからの往復にして、バスでInsel Mainau(マイナウ島)へ行くつもり
でしたが、終フェリーの時間が割と早く、そうするとゆったりもしてられない
だろうということで、Konstanz へ着いてから、フェリーのチケットを、
マイナウ島からKonstanz へ変えてもらいました。
これは2ユーロでできました。(元のチケットは2人で14ユーロ)

Konstanzは大学もあり、Boden湖の中では一番古く、
そして最も大きな街です。
ローマ時代から存在し、中世には取引の中心地として栄えた場所だそうです。
船着場には、色っぽい腰つきのインペリアが出迎えてくれます。

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右手には、王冠を携えたちっちゃな皇帝を、左手には教皇をのせている
そうです。当時、影の権力を誇っていた、実在の高級娼婦(Kurtisane)
がモデルで、Peter Lenkという彫刻家により、1993年に作られたもの。
何か、腰のひねりがアジアっぽい、
どこか仏像のような??と言っていたら、ガイドブックに、
娼婦とあって、びっくりしました。(^^;
彼女、立ってるだけじゃなく、なんとくるくると旋回しています。

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(近影、、、でかっ!)

 

Konstanzは第二次世界大戦で、爆撃を免れたということで、古い建物が
結構残っていて町並みはなかなかに趣がありました。

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Konstanzの大聖堂を見学しました。↓ (上の写真は町並みなので違います)
南西ドイツの中で最も大きなロマネスク教会のひとつ。

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上部は後で付け足されたので、バロック様式。
タワーの最も上の部分は、19世紀に付け足され、ネオゴシック様式
ということで、パッチワークのような建物です。
とても美しく見応えがありました。

この後、ほどなくKonstanzを後にして、マイナウ島へ向かいました。
コンスタンツからマイナウ島へのアクセスは、フェリー、もしくは、バスで
可能なようです。私たちは、バスを利用しました。
Konstanzの駅の目の前にバス停がありLinie4で、
マイナウ島へ行くことができます。
4番に乗って、わりとすぐ、15分ほどでした。

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マイナウ島、なんとなんと、これは行ってみてびっくりしたのですが、
入場料がいります。大人1人、21ユーロもかかりました!
そ、そんなに?!!( ゚д゚)と正直少しがっかりしましたが、
ここまできてやめる人もいないでしょう、、と言うわけで
きちんと払って入りました。

某所で見た説明によると、
「大公フリードリッヒ一世のひ孫で島の主であるレンナルト・ベルナドッテ伯爵(2004年没)は、荒れ果てた地を花と樹木のパラダイスに造り変え、一般に公開しました。ベルナドッテ伯爵家はその遺志を継承し、世界中からの旅行者が自然の美と調和と休養を得られるように島を維持しています。」

と言うことだったので、
維持にかかる費用がいるということなのでしょう。
マイナウ島は、ボーデン湖に行くと言う話をした時、
ほぼ全てのドイツ人の知り合いに勧められました。(^^;
たしかに楽園のような美しい島ではありました。
でも、散策して回るのには、半日で充分と太鼓判を押しておきます!

蝶々ハウスを見学。

トロピカルな室温で、美しい蝶たちがたっくさんいました!!

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サナギたちがぶら下がっており、今まさに出てきた蝶たちが見れて面白かったです。

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そして、1732年に建てられたという、
バロック様式のお城と教会も。

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BSBという会社のフェリーの、メアスブルク行きの最終が、
17時半だったので、最終からもう一つ早い、16時半のフェリーに乗り、
帰りました。

さて、観光なのにメシの話が全く出てきませんでしたな。。。
そう、なんとけちけち大作戦により、
この日の私たちは、朝ごはんをこれでもか!とたらふく食べて、
お昼ご飯をケチりました!(^^;
早めにうちに戻り、スーパーでささっと買い物して、
庭でバーベキュー。ふぇっふぇっふぇっ。。
それまでにお腹が空いてたので、
ちょっと食べ過ぎてしまいました。苦しかった〜。